中古住宅を購入する際の住宅ローンについて

住宅ローンに関する注意-その2

住宅ローンを借りるには物件に関しても条件があります。購入しようとする中古住宅にローンが適用されるかどうかを、申し込む前に充分確認しておきましょう。中古住宅の購入の際には、新築住宅よりも条件が厳しい場合もあるので注意が必要です。

 

・フラット35の場合

 

一戸建ての床面積70m2以上、マンションなど共同住宅は30m2以上で上限はありません。住宅の適合証明を取得できることが条件となります。

 

・財形住宅融資

 

中古住宅の場合、床面積が一戸建て・マンション共に40m2以上280m2以下が対象となります。(リ・ユースプラスマンションは50m2以上280m2以下、リ・ユースプラス住宅は70m2以上280m2以下です)

 

一戸建ての物件は敷地面積が100m2以上で、それ以外の物件は1つの建物の敷地面積が100m2以上です。

 

住宅の構造や敷地などが建築基準法など不動産関連法に適合する物件となります。融資にあたっては適合証明が必要となります。

 

中古住宅対象のローンは、リ・ユースプラスマンション(管理体制が優良と認められたマンション)、リ・ユースプラス住宅(優良中古住宅)、リ・ユースマンション、リ・ユース住宅があります。

 

ローンの借り入れ最長期間はリ・ユースプラスマンションとリ・ユースプラス住宅は35年、リ・ユースマンションとリ・ユース住宅は25年です。

 

・銀行ローン

 

物件に対しては特に条件はありません。
公的な住宅ローンの審査が通らない物件でも、銀行ローンであれば利用できる場合もあります。