中古住宅を購入する際の住宅ローンについて

預金連動型住宅ローン

中古住宅の購入には住宅ローンの利用はかかせません。

 

最近の住宅ローンには、預金残高分は金利がかからないという特長を持つ商品があります。これが預金連動型と呼ばれる住宅ローンで、東京スター銀行が扱う「預金連動型スターワン」やHSBCの「スマート住宅ローン」などがあります。

 

家族の病気や進学などに備えてまとまったお金を口座に置いておきたいと考える人には有利な商品です。

 

2,000万円の住宅ローンがあり預金残高が500万円がある場合、住宅ローン残高500万円分は金利が0となり、残り1,500万円分に金利がかかる仕組みです。

 

預金残高によってはトータルで考えると有利な商品ですが、ローン金利が高めであったり、普通預金に金利が付かないなどのデメリットもあります。必ずしもお得だとは限らないので、注意が必要です。目安としては、ローンの半分以上の預金が必要でしょう。

 

ローンと同額の預金があれば、税金の住宅ローン控除の適用を受けながらローンの金利を払わずに済ますことができます。

 

これ以外にも最近の住宅ローンには優遇金利が付いているものがあったり、女性専用の住宅ローンなど様々な商品があります。選択肢が多くありますので、じっくり検討してよりお得な使いやすいものを検討してください。

 

住宅ローンを上手に選択すれば、全体で何百万円もの節約ができます。
中古住宅を購入するためには、物件だけでなく資金計画や住宅ローンの選択も重要です。
慎重に検討して住宅ローンを選んでください。